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宮澤医院

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眞子悠可里

根本原因とデトックス – ⑴:何を解毒するべきなのか?(脳に蓄積し障害を起こすもの(前) – Script Version

雑感

これ、僕の iPhone のアップルウォッチに同期してる、なんか運動してる表なんですけども。


この過去一ヶ月の運動記録が出るんですよ、こうやって。コロナでしょうがないんで、朝散歩するようにしたんで、それを記録するようにしてます。

でね、アップルウォッチを前買ったんですけども。これ、色々脈拍とか測れて便利なんですけども、心電図も測れるらしいんですよ。

心電図は、日本だとなんか衣料品としてうまく申請できてないんで、日本のアプリだと心電図登録できないんですけども、一回全部オフにして、日本以外のiCloudのアカウントを取るんですよ。で、そのiCloudでログインして、同期を全部オフにすると日本に同期しないから、そしたら心電図アプリが入るみたいなんで、もしご興味ある方はやってみてください。そう聞きましたんで、今ちょっと考えてます。

それでまぁ、どうでもいいですけどその話は、環境要因がすごい大事だって話なんですよね。
ずっと二ヶ月間、三ヶ月間、空手が休みだったんですよ。久しぶりに道場行ったんですけども、ちゃんと散歩してたらあんまり息切れしなかったんですね。

あんまり息切れしない方法を色々試したんですけども、水素サプリも試したし、ミトコンドリアサプリも試したし、何もかにも試したんだけど。1番良かったのはやっぱりね、あの、普段から走ったり歩いたりすることなんですよね。

で、それでミトコンドリア機能を上げておくのが多分一番いいだろうと思ったんですよ。さっきの鮎田さんの話にもありましたけども、やっぱり環境を変えないといけないんですよね。

睡眠が大事だって話があったじゃないですか。昨日聞いた話ですと、やっぱりサプリメントのなんかそういう講義でも、免疫を上げるためにどんなサプリがいいんだよっていう話でも結局は、サプリじゃなくて睡眠だよって話なんで。

たぶん、サプリから食事、食事からライフスタイル改善にだんだんだんだん話がもう移ってきてるんだなという風に思います。

デトックスについて

はじめに

でまぁデトックスの話は、4月もちょっとやったんですけども、結局どんなデトックスサプリを使うかとか、どんな薬を使うかよりも、どういうデトックス環境を整えるかっていう話にたぶん最終的になってくるんだろうという話ですね。

それを前提としてまぁちょっとお話をしてくんですけども。
そう、デトックス、ピラミッドのここにあるんですけども、色んな物の影響を受けるんですよ、結局デトックスが。

例えば、自律神経の緊張が低血糖であるとデトックス効率が大幅に低下するとか、炎症があると胆汁分泌が低下するし、ミトコンドリア機能が低下するし、そもそも抗酸化力が抑制されるから、そうするとやっぱりデトックス効率は大幅に減りますよね。

炎症ってことは白血球が働くんですけども、白血球って活性酸素を使ってばい菌をやっつけるんで。だから活性酸素がいっぱい出るんで、抗酸化力が落ちるっていうことなんですよ。

だしね、後で出て来ますけども、有機水銀の8割は便排泄だし、解毒には ATPがいっぱいいるし。まぁあのデトックスって様々なものの影響を受けやすいのでね。デトックスする前に他の環境を整えろって話になってきます。

今日やる事

で、今日やることなんですけども、いつもと言うことは同じなんですけども、あまりにもいつもとりとめがなくてわかりにくいなって思うんですよ。それでちょっと順番にまとめてお話しすることにしました。

やることは、何を解毒すべきなのか?デトックスって言っても、何を解毒したらいいの?
何がどのくらい溜まっているかをどうやって知るのか?って検査のことと。
あと、じゃあどうやって解毒すべきか?

って、WhatとHowって、そういうことです。

何をデトックスすべきなのか?

何をデトックスすべきなのかは、まぁこんなものですけども。

まずやっぱりいろんなことに障害を起こすことがいけないので、特にデトックスしにくいものってのは脳に溜まります。

油の中に入り込んで安定化してるものがデトックスしにくいんで、そこは積極的に介入する必要があるだろう、と。
脳に蓄積して障害を引き起こしやすいものはやっぱりデトックスをした方がいいよ。
後はミトコンドリア機能を障害するものは、やっぱりデトックスした方がいいよってことになりますよね。

脳に蓄積して障害を引き起こしやすいもの

脳に蓄積して障害を引き起こしやすいもので言えば、水銀とかカビ毒でした。

アンドリュー・カトラー先生の本、『アマルガム イルネス』の本には、アマルガムが自閉症、発達障害、慢性疲労、線維筋痛症や化学物質過敏症などなど、精神疾患の原因だという風に明記されていますし。

デール・プレデセン博士の本(『アルツハイマー病 真実と終焉』)には、水銀とカビ毒が、アルツハイマー病の3型だという話で。
なぜ水銀とカビ毒が脳に蓄積するかって言うと、まぁ脂溶性だからですよね。

脂溶性で BBBを通過するもの、脳血液関門を通過しやすいものが中に入り込んで、脳に溜まるっていう話なんですね。

ミトコンドリアを障害するもの

また、ミトコンドリア機能を障害するものって何かって言うと、これあの「ワン」っていう検査なんですけれども、まあ有機酸検査と似てるんですけども。

これはクエン酸、これはシスアコニチン酸、これはイソクエン酸、こういったものの量が分かる検査なんですけども、TCA サイクルがこう回って行くときに、こことこことここ、それぞれ何が阻害するかって書いてあるんですけども。
ちょっと見にくいかもしれませんけど、ここにはフッ素、水銀、ヒ素、そしてアンチモンって書いてありますね。

はい、水銀とヒ素が特に悪いと思います。
水銀、ヒ素、フッ素、アンチモン、ここアルミニウム、ここも水銀ですね。ミトコンドリアの機能を障害するんです。TCAサイクルを止めてしまいます。

TCAサイクルだけではありません。これ電子伝達系ですね。
電子伝達系の特に複合体の1番ですね。複合体の1番っていうのはNADHが関わっているところなんですけども、この細胞の膜のところですね。膜のところに、SH基が、これ硫黄ですね、硫黄があるんですけども、ここの SH基とS基の間に水銀がこれ入り込んで、タンパク質の構造を変化させてしまうってことが書いてあるんですね。

これはこの論文から引っ張ってきたやつなんですけれども。だから、そうなんです。TCAサイクルも電子伝達系も止めてしまうんです、水銀は。それを見る検査は、例えば有機酸検査でしたよね。

有機酸検査で、29番のクエン酸、28番のアコニチン酸を比べるんでした。
クエン酸がアコニチン酸に変わるのには、アコニターゼっていう酵素が必要なんですけれども、このアコニターゼが、この水銀とかヒ素とか、そういったもので阻害されるもんですから。

ここです。アコニチン酸とイソクエン酸があって、イソクエン酸に比べてアコニチン酸が低くなってる。

この数字とこの数字に差がある場合には、多分アコニターゼを水銀が阻害してるんだっていう風に考えて、水銀のデトックスが必要かもしれないな、ということですよね。

水銀

そう、水銀ってのは硫黄と親和性が非常に高いです。
SS結合ってのがあるんですけども、硫黄と硫黄との間にこういう結合が付くんですけど、SS結合の間にこうやって水銀が入り込んじゃうんですね。そうすることによって、たんぱく質の構造全体が狂ってしまうんです。これが問題なわけです。

ただ、水銀は硫黄に親和性が高いから、それを逆に利用すれば、硫黄をいっぱい含んだ食事とか、硫黄を含んだサプリメントを使うと、水銀をくっつけることによって解毒することができるようになります。

水銀中毒でよくある症状、これはあのハル・ハギンズ先生の『本当に怖い歯の詰め物』から取って来てるんですけども。
説明のつかない疲労感が症状のうちで一番高いもんなんですね。この疲労感って何かって言ったら、ミトコンドリア機能障害でしょ。

もちろん、イライラも鬱も痺れもあるんですけれども、一番よくある症状というのは疲労感です。それはミトコンドリア機能の低下から来てるんだろうという風に考えます。

水銀がはまり込むと疲れる原因は他にもあってですね。
ヘムの合成過程は水銀によって妨害されるって書いてありますけど、これ、尿中のポルフィリン検査って言います。ヘモグロビンがこうやって合成される過程で、いくつかのポルフィリンの経路を経由するんですけども、そのポルフィリンの経路を水銀とか鉛とかカドミウムが止めちゃうんですよね。

例えば、水銀が溜まってると、こことここで反応が止まってしまいますので、コプロポルフィリンとかプレコプロポルフィリンが増えるっていうことになります。

つまり水銀はヘムの合成阻害するっていうのがまぁ一点。ヘムが合成阻害するから、結局貧血になりますよね。これも息切れの原因だし、もう一つは、これヘモグロビンの構造なんですけども、ヘモグロビンって1つの分子につき、酸素を4つくっつけることができるんですね。で、鉄が酸素をくっつけるんですけども、鉄と酸素の親和性よりも、鉄と水銀の親和性の方が強いものですから、一旦そこに水銀がくっつくとなかなか離れないんですよ。

1回くっつくと酸素っていうのは離れたりとかくっついたりとかするんで、肺でくっついて末梢の臓器で離すから、それで酸素が循環するんですけども、ヘモグロビンに1回水銀がくっついてしまうと、もうそこは使い物にならなくなってしまいますから、赤血球が寿命が120日なんで、その120日の間は、水銀がくっついた赤血球ということになります。

で、実際にこれが起こっても問題になるのは別にヘモグロビン自体が少ないわけではないので、見た目状は貧血ではないんですよ。むしろ酸素飽和度が低下しますから、体はもう少し酸素が必要だと思って造血を行います。造血を行う結果、ヘモグロビンの数字が多くなるって言うのが水銀中毒の人の普通のデータですね。

でも、だからヘモグロビンでははっきり分からなくて、実際には酸素飽和度を見ないと分からないです。これにハル・ハギンズ博士のデータなんですけれども、アマルガム除去すると実際には酸素飽和度は上昇します。

根本原因とデトックス – ⑴:何を解毒するべきなのか?(脳に蓄積し障害を起こすもの(前) – Weblog Version

雑感

心電図アプリのこと

コロナウイルスの影響から、朝の散歩を日課にし、アップルウォッチで記録し始めました。

脈拍や運動量以外に、実は心電図も登録できる機能があるのですが、申請の都合で、日本ではデフォルトでそのアプリが使用できないため、海外登録のiCloudアカウントを取る必要があります。

具体的には、一旦初期状態に戻し、日本以外の iCloud のアカウントを取得します。その海外アカウントでログインすると心電図アプリが入るとのことですので、もしご興味ある方はお試しください。

アップルウォッチには、元々運動量や身体データを記録する機能があり、同期しているiPhoneでそのデータが見られるようになっています。

環境要因の重要性

コロナウイルスの影響で、ここ2~3ヶ月間、空手道場が休みだったため、その間に息切れしない方法をいろいろ試してみました。あらゆる手段を試しましたが、1番良かったのは継続的な運動で、走ったり歩いたりすることでした。

朝の散歩を習慣化することで、久しぶりに道場行ってもさほど息切れせずに済んだのですが、そのことから、日々の生活の中でミトコンドリア機能を上げておくことの重要性を認識したのでした。

そのためには、やはり環境が重要となってきます。
免疫を上げるためには、どんなサプリメントよりも睡眠が重要なように、サプリメントから食事、食事からライフスタイル改善と、本質に向かってきているように感じています。

デトックスについて

はじめに

どんなデトックスサプリや薬を使うかということよりも、最終的には、どういうデトックス環境を整えるかということが重要です。

というのは、デトックスはピラミッドの下から2番目に位置しており、いろいろな影響を受けることになるから。

例えば、自律神経の緊張が低血糖であるとデトックス効率が大幅に低下しますし、炎症があると胆汁分泌が低下しますし、ミトコンドリア機能も低下します。そもそも抗酸化力が抑制されるため、結局デトックス効率が大幅に低下してしまうのです。

炎症が起こると、白血球が活性酸素を使ってばい菌と戦うので、活性酸素がたくさん出て抗酸化力が落ちてしまいます。

有機水銀の8割は便排泄であったり、解毒には ATPを必要とするし、つまりはデトックスは様々なものの影響を受けやすいということになります。だからこそ、デトックスをする前に他の環境を整えるべきだという結論に至ります。

今日やる事

今日のテーマは、

何を解毒すべきなのか?
何がどのくらい溜まっているかをどうやって知るのか?
どうやって解毒すべきか?

デトックスの中でも、WhatとHowについて具体的に説明したいと思います。

何をデトックスすべきなのか?

何をデトックスすべきなのかと言えば、まずやっぱりいろんなことに障害を起こすものです。そして、デトックスしにくいものは脳に溜まります。

油の中に入り込んで安定化してるものはデトックスしにくいため、そこには積極的に介入する必要があるのです。
脳に蓄積して障害を引き起こしやすいものや、ミトコンドリア機能を障害するものは、デトックスした方が良いと考えられます。

脳に蓄積して障害を引き起こしやすいもの

脳に蓄積して障害を引き起こしやすいものの代表が、水銀とカビ毒です。

アンドリュー・カトラー先生著『アマルガム イルネス』には、アマルガムが自閉症、発達障害、慢性疲労、線維筋痛症や化学物質過敏症など、精神疾患の原因だと明記されています。

他にも、デール・プレデセン博士著『アルツハイマー病 真実と終焉』には、水銀とカビ毒がアルツハイマー病の3型だという話もありました。

なぜ水銀とカビ毒が脳に蓄積するかと言えば、脂溶性だからです。脂溶性で BBB(脳血液関門)を通過しやすいものが中に入り込んで、脳に溜まるという仕組みです。

ミトコンドリアを障害するもの

ミトコンドリア機能を障害するものには、フッ素、水銀、ヒ素、アンチモン、アルミニウムなどがあります。中でも水銀とヒ素が特に悪いです。これらがTCAサイクルや電子伝達系を阻害し、ミトコンドリア機能を低下させることがわかっています。

電子伝達系の複合体の1番(NADHが関わっている部分)の細胞の膜に硫黄があります。硫黄の SH基とS基の間に水銀が入り込み、タンパク質の構造を変化させてしまうのです。

水銀による阻害が起こっているかどうかを知る検査は、有機酸検査です。他に「ワン」という有機酸検査に似た検査もあります。

例えば有機酸検査では、29番のクエン酸と28番のアコニチン酸の値を比べます。
その仕組みは、クエン酸がアコニチン酸に変わるためにはアコニターゼという酵素が必要になりますが、水銀やヒ素などがアコニターゼの利用を阻害するします。

そのため、イソクエン酸に比べてアコニチン酸が低くなっていると、アコニターゼを水銀が阻害してると考えられるので、水銀のデトックスが必要だとわかるのです。

水銀

水銀は硫黄と親和性が非常に高いのが特徴です。
硫黄と硫黄との間に「SS結合」があり、その結合の間に水銀が入り込み、たんぱく質の構造全体を狂わせることが問題となります。

ただし、水銀と硫黄のその親和性の高さを利用し、デトックスすることも可能です。方法としては、硫黄を多く含む食事やサプリメントを摂ることで、水銀を付着させて解毒するやり方です。

ハル・ハギンズ先生著『本当に怖い歯の詰め物』には、水銀中毒でよくある症状のうち、「説明のつかない疲労感」が最も多いものと書かれています。

この疲労感とは、すなわちミトコンドリア機能障害です。イライラや鬱や痺れなどのその他の症状も、ミトコンドリア機能の低下から来ていると考えられます。

水銀による疲労感が起こる原因は、ミトコンドリア機能の低下以外にもう二つあります。
まず、ヘムの合成過程が水銀によって妨害されることによるものです。ヘムの合成が阻害されるので貧血になり、ひいては息切れの原因にもなります。

これが起きているかどうかは、尿中のポルフィリン検査でわかります。ヘモグロビンが合成される過程でポルフィリンの経路を経由するのですが、そのポルフィリンの経路を水銀や鉛やカドミウムが止めるため、水銀があるとコプロポルフィリンやプレコプロポルフィリンが増えるという仕組みです。

もう一つは、酸素飽和度が低下することによるものです。

まずヘモグロビンの構造として、1つの鉄の分子につき、4つの酸素を付けることができます。その鉄と酸素の親和性よりも、鉄と水銀の親和性の方が強いため、一度水銀が付いてしまうと離れないという性質があります。

酸素の場合、肺で付いて末梢の臓器で離すので、付いたり離れたりを繰り返すことによって酸素が循環しますが、水銀の場合、循環によって鉄と離れないため、その鉄が使い物にならなくなってしまいます。赤血球の寿命が120日であるため、その間ずっと水銀が付いた赤血球が存在するということになるのです。

赤血球に水銀が付いた状態であると、体内の酸素飽和度が低下します。そのため、体はもう少し酸素が必要だと思って造血を行いますが、ヘモグロビン自体が少ないわけではないので、結果的にヘモグロビンの数字が多くなるのが水銀中毒の人のデータの特徴です。

そのため、ヘモグロビンの数値だけでは判断できず、酸素飽和度を見る必要があります。ハル・ハギンズ先生のデータにもありますが、アマルガムを除去すると酸素飽和度が上昇することがわかっています。

根本原因とデトックス – ⑴:何を解毒するべきなのか?(脳に蓄積し障害を起こすもの(前) – Note Version

雑感

アップルウォッチで心電図も管理可能

アップルウォッチで運動量などが記録でき、iPhoneでデータが見られることは有名。脈拍や運動量以外に、心電図も登録できる機能がある。

ただしデフォルトでは使えないので、海外のiCloudアカウントを取る必要あり。
具体的なステップは、以下の通り。

  1. 初期状態に戻す
  2. 日本以外の iCloud のアカウントを取得する
  3. 海外アカウントでログインする

心電図アプリが自動でインストールされる。

環境要因の重要性

息切れしない方法で最も効果的なのは、「継続的な運動」。
=日々の生活の中でミトコンドリア機能を上げておくこと。

本質への回帰

健康の維持には、サプリメントから食事、食事からライフスタイル改善と、より本質に向かっている。免疫を上げるためには、どんなサプリメントよりも睡眠が重要という話もその一つ。

デトックスについて

はじめに

デトックスはピラミッドの下から2番目に位置し、いろいろな影響を受ける。

例)
・自律神経の緊張、低血糖⇒デトックス効率の大幅低下
・炎症⇒胆汁分泌の低下⇒ミトコンドリア機能の低下⇒抗酸化力の抑制⇒デトックス効率の大幅低下
・炎症⇒白血球が活性酸素を利用⇒活性酸素の増加⇒抗酸化力の低下⇒デトックス効率の大幅低下
・有機水銀の8割は便排泄⇒腸内環境が重要
・解毒には ATPが必要⇒エネルギー産生が重要

結論:デトックスをする前に他の環境を整えるべき。サプリメントや薬よりも、環境が肝要。

今日のテーマ

  1. 何を解毒すべきなのか?(What)
  2. 何がどのくらい溜まっているかをどうやって知るのか?(How)
  3. どうやって解毒すべきか?(How)

何をデトックスすべきなのか?

  • 脳に蓄積して障害を引き起こしやすいもの
    *脳(=油)の中に入り込んで安定化しているものはデトックスしにくい⇒積極的な介入が必要。
  • ミトコンドリア機能を障害するもの

脳に蓄積して障害を引き起こしやすいもの

脳に蓄積して障害を引き起こしやすいものの代表:水銀とカビ毒。
水銀とカビ毒=脂溶性⇒BBB(脳血液関門)を通過しやすい⇒脳に溜まるという仕組み。

ーアンドリュー・カトラー著『アマルガム イルネス』:アマルガムが自閉症、発達障害、慢性疲労、線維筋痛症や化学物質過敏症など、精神疾患の原因

ーデール・プレデセン著『アルツハイマー病 真実と終焉』:水銀とカビ毒がアルツハイマー病の3型

ミトコンドリアを障害するもの

ミトコンドリア機能を障害するもの=フッ素、水銀、ヒ素、アンチモン、アルミニウム。特に、水銀とヒ素が悪い。

水銀

ーハル・ハギンズ著『本当に怖い歯の詰め物』:水銀中毒症状の主たるものは説明のつかない疲労感
*疲労感=ミトコンドリア機能障害→イライラ、鬱、痺れなどに繋がる



水銀による疲労感が起こる原因は、3つ。

  1. ミトコンドリア機能の低下によるエネルギー不足
  2. ヘムの合成過程の妨害されることによる鉄不足
  3. ヘモグロビン機能不全による酸素飽和度の低下

①ミトコンドリア機能の低下によるエネルギー不足

水銀の特徴・・・硫黄との親和性が非常に高い。


◎硫黄と硫黄の「SS結合」の間に水銀が入ってタンパク質の構造を変化させる⇒TCAサイクルや電子伝達系を阻害⇒ミトコンドリア機能の低下

検査方法>有機酸検査または「ワン」

《有機酸検査》29番クエン酸と28番アコニチン酸の値を比較
イソクエン酸<アコニチン酸の場合:クエン酸がアコニチン酸に変わるのにアコニターゼが必要⇒水銀がアコニターゼを阻害⇒イソクエン酸が余る⇒水銀のデトックスが必要と判断できる

↑水銀と硫黄のその親和性の高さを利用し、デトックス可能。
硫黄を多く含む食事やサプリメントを摂り、水銀を付着させて解毒させる方法。

②ヘムの合成過程の妨害されることによる鉄不足

検査方法>尿中のポルフィリン検査

《尿中のポルフィリン検査》コプロポルフィリンやプレコプロポルフィリンが高値
ヘモグロビン合成過程でポルフィリン経路を経由する⇒水銀や鉛やカドミウムがポルフィリン経路を阻害⇒原料のコプロポルフィリンやプレコプロポルフィリンが余る⇒水銀のデトックスが必要

③ヘモグロビン機能不全による酸素飽和度の低下

判別方法>ヘモグロビン高値+酸素飽和度低下

ヘモグロビンの構造・・・1つの鉄分子につき、4つの酸素を付けられる
ヘモグロビンの特徴・・・鉄と酸素との親和性<鉄と水銀との親和性
◎一旦水銀が付いてしまうと離れない⇒赤血球の寿命(120日)の間ずっと水銀が付いた赤血球が存在⇒酸素飽和度の低下⇒体が酸素が必要と判断して造血する⇒ヘモグロビン数値の上昇

ーハル・ハギンズ著『本当に怖い歯の詰め物』:アマルガムを除去すると酸素飽和度が上昇する

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